NO.46「に」のつく元気になった洋画「ニッケルオデオン」
こうして私の好きな映画という一つの文化が立ち上げられていったと思うと、ご苦労された先達に感謝したい気持ちでいっぱいになります。
<あらすじ>
1910年頃のシカゴ。
民事裁判所で離婚訴訟に負けてほうほうのていで逃げ出して来た若き弁護士のレオ・ハリガン(ライアン・オニール)。
その途中、喧嘩に出くわして首を突っ込むとそこは映画の世界、活動屋たちの巣窟のひとつキネグラフ社。
社主のH・H・コッブ(ブライアン・キース)にスパイと間違えられたハリガンは汗だくの弁明。
それもその筈、大資本の活動屋にとって隆盛を誇る映画産業に、雨後のたけのこのように群らがる不逞の輩はしゃくの種、ありとあらゆる妨害活動に出てくるのだ・・・(goo映画案内より)
<データ>
「ニッケルオデオン」(Nickelodeon)
製作:1976年 アメリカ 日本ヘラルド配給
監督:Peter Bogdanovich ピーター・ボグダノヴィッチ
出演:Ryan O'Neal ライアン・オニール (Leo Taylor Harrigan)
Burt Reynolds バート・レイノルズ (Thomas Buck Greenway)
Tatum O'Neal テイタム・オニール (Alice Forsyte)
Brian Keith ブライアン・キース (H. H. Cobb)
Stella Stevens ステラ・スティーヴンス (Marty Reeves)
・ アメリカの映画草創期に生きた人間たちの映画に託した夢と人生を描く。
製作はアーウィン・ウィンクラーとロバート・チャートフ、監督は「ペーパー・ムーン」のピーター・ボグダノヴィッチ、脚本はW・D・リクターとボグダノヴィッチ、撮影はラズロ・コヴァックス、音楽はリチャード・ハザードが担当。
スタント監修を現在は監督に転向しているハル・ニーダムが手掛けている。
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参考:ニッケルオデオン
ニッケル・オデオン=入場料が5セントで入れる常設映画館(5セントニッケル銅貨にギリシャ語の劇場を意味するオデオンをつけた造語)
1900年代初期当時、上流階級は、演劇を鑑賞していたが、演劇の高い入場料が払えない庶民、英語のわからない移民(当時は無声映画)は、ニッケル・オデオンに娯楽を求めた。
参考:関連映画史
(映画の発明)
1893年、アメリカのエジソンが自動映像販売機(映写機)キネトスコープを一般公開。
さらに、フランスのリュミエール兄弟がシネマトグラフ・リュミエールという、現在のカメラや映写機と基本的な機構がほぼ同じ複合機(カメラ+映写機+プリンター)を開発し、1895年3月にパリで開催された科学振興会で公開。
同年12月28日にパリのカフェで有料の試写会を開いた。
リミュエールらが公開した世界最初の映画は、駅のプラットフォームに蒸気機関車がやってくる情景をワンショットで撮したもの(「列車の到着」)や、自分が経営する工場から仕事を終えた従業員達が出てくる姿を映したもの(「工場の出口」)など、計12作品。
いずれも上映時間数分のショートフィルムだった。
(映画製作)
1902年に、世界で初めて物語構成を持ち、複数のシーンで構成された映画『月世界旅行』がフランスで制作される。
監督は元来マジシャンで、世界で最初の職業映画作家でもあるジョルジュ・メリエス。この作品は、初のSF映画である。
翌年の1903年にアメリカでも、エドウィン・ポーター監督による物語性のある作品『大列車強盗』が制作・公開される。
この作品において、初めてクロスカッティングが用いられた。
また、本作品は初の西部劇でもある。
(アメリカの映画専門館)
それまで映画は、巡回興行師がフィルムを持って各地の遊園地・ミュージックホール・テントショーで上映していた。
1902年トーマス・L・タリーがロサンゼルスのサウス・メイン街に映画専門館エレクトリック・シアターを開設。(席数200、入場料は10セント)
以後は、ペニーアーケード(1ペニーで遊べる)やニッケルオデオンの開設が進んだ。
初期の映画産業をリードした人々は、これらの常設映画館の経営からスタートしている。
(ハリウッドへ)
メジャーになりつつあった映画制作会社からの制約や支配を嫌い、またニッケルオデオンで消費されるだけのショートフィルムに飽きたらずに新しい表現を求めた若い映画人達が西海岸に移住し、映画都市・ハリウッドが形成され始める。
アメリカの映画監督であるD・W・グリフィスが、『國民の創生(1915年)』『イントレランス(1916年)』『散り行く花(1919年)』等により、クローズアップ等の様々な映画技法(映画文法とも呼ばれる)を発明し、今日的な意味における映画の原型を完成させる。
このことによりグリフィスは後に「映画の父」と呼ばれるようになる。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より一部引用)
参考:ピーター・ボグダノヴィッチ監督
(Peter Bogdanovich,1939年7月30日 - )はアメリカ合衆国ニューヨーク州出身の映画監督。
子供の頃から映画狂で、年に400本見たこともあったという。
1950年代にはステラ・アドラーの下で演技を学び、舞台やテレビに出演。
その後、映画批評を書いたりオフ・ブロードウェイを手がけ、1968年に映画監督としてデビュー。
1971年の「ラスト・ショー」でアカデミー監督賞にノミネートされる。
主な監督作品
「ラスト・ショー」 The Last Picture Show (1971)
ラスト・ショー
「おかしなおかしな大追跡」 What's Up, Doc? (1972)
おかしなおかしな大追跡
「ペーパー・ムーン」 Paper Moon (1973)
「ブロンドと柩の謎」 The Cat's Meow (2001)
ブロンドと柩の謎
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
<「ニッケルオデオン」と言えば>
★出演にライアン・オニールとテイタム・オニールの親子コンビ と言えば1930年代の禁酒法時代、本当の親娘かどうか判らない男と少女の陽気なペテン旅行を描いた映画「ペーパームーン」を思い出しませんか。
「ペーパームーン」でテイタム・オニールは史上最年少アカデミー賞を獲得。
「ペーパー・ムーン」
製作:1973年 パラマウント映画=CIC配給

★映画の都ハリウッドへ
ユニバーサルスタジオ・ハリウッドへ行く
アメリカまで大変という方は、ユニバーサルスタジオ・ジャパンへ

◆◆この映画をご覧になった方は感想をお寄せ下さい↓NO.45「二十四の瞳」をご覧になってお寄せ頂いたお便りです
【8/7(月)何度も泣いてしまいました】
あまり小豆島のことはよく知らないのですが、今回初めてこの映画を見て何度も泣いてしまいました。
あの子供達の無邪気さと戦争が怖いくらいに重なって見えます。(盛岡 小川)
☆☆盛岡の小川さん、お便りありがとうございました。
先生を慕う子供達の姿が本当に生き生きとしていましたね。
またのお便りをお待ちしております。 (映画で元気)
◇◇貴方のご覧になった他の<元気の出た映画・ドラマ>をご紹介して下さい
↓オススメ映画をお寄せ頂いたお便りです
【港区 大和田さんのオススメ「日本のいちばん長い日」】
その日8/15には、死んだ父の話によれば、たくさんの軍人の方々が皇居に向かって自決されたとのことでした。
いくら戦争はいやだと思ってもその渦中にあった場合自分はどうしたでしょうか。
そんなことを考えさせられる作品だと思います。(港区 大和田)
☆☆港区大和田さん、オススメ作品のお便りありがとうございました。
当時を実体験をされたお父様のお話は貴重ですね。
私も映画は歴史の一面を教えてくれるところがあると思います。
またのお便りをお待ちしております。(映画で元気)
「日本のいちばん長い日」
製作:1967年 東宝
監督:岡本喜八 オカモトキハチ
原作:大宅壮一 オオヤソウイチ
出演:宮口精二 ミヤグチセイジ (東郷外務大臣)
戸浦六宏 トウラロクヒロ (松本外務次官)
笠智衆 リュウチシュウ (鈴木総理)
山村聡 ヤマムラソウ (米内海相)
三船敏郎 ミフネトシロウ (阿南陸相)
・大宅壮一が当時の政治家宮内省関係、元軍人や民間人から収録した実話を編集した同名原作(文芸春秋社刊)を、「上意討ち -拝領妻始末-」の橋本忍が脚色し、「殺人狂時代」の岡本喜八が監督した終戦秘話。
撮影は「喜劇 駅前競馬」の村井博
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↓「日本のいちばん長い日」映画原作小説
日本のいちばん長い日
↓オススメ映画をお寄せ頂いたお便りです
【大凪さんのオススメ「肉弾」】
戦争とは実にばかげたことだ。
この作品がいい例だ。(大凪)
☆☆大凪さん、オススメ作品のお便りありがとうございました。
実は別の方から同じ岡本喜八監督作品の戦争映画「日本のいちばん長い日」のオススメがあったのですが、こちらはご覧になられたでしょうか。
またのお便りをお待ちしております。(映画で元気)
「肉弾」(ニクダン)
製作:1968年 ATG
監督:岡本喜八 オカモトキハチ
出演:寺田農 テラダミノリ (あいつ)
大谷直子 オオタニナオコ (少女)
天本英世 アマモトヒデヨ (父)
笠智衆 リュウチシュウ (古本屋の爺さん)
北林谷栄 キタバヤシタニエ (古本屋の姿さん)
・「日本のいちばん長い日」の岡本喜八が脚本・監督を担当したもう一つの“日本のいちばん長い日"。
撮影は「北穂高絶唱」の村井博が担当した。
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