NO.107「え」のつく元気になった邦画2
<元気コメント>
この生活をこわさせやしない。
サラリーマンだって、一生懸命生きているのです。
<あらすじ>
おもしろくない、何をしてもおもしろくない。
三十六歳の江分利、年のせいだろうか?バーテンに聞いてみよう、「おもしろいかい?」「ええ、まあ……」おもしろくない、無気力である。
このおもしろくない日、江分利は酔った勢いで雑誌に原稿を書く約束をしてしまった。
でも何を書こう。
夏子は、私達の恋愛を小説にしたらと言うが、そうだ俺みたいな平凡なサラリーマン、才能のない奴だらしのない奴が、一生懸命生きていると言う事、大変な事じゃないか、それを書こう・・・
<データ>
「江分利満氏の優雅な生活」

製作:1963年 日本 東宝
監督:岡本喜八 オカモトキハチ
原作:山口瞳 ヤマグチヒトミ 「江分利満氏の優雅な生活 (新潮文庫)
出演:小林桂樹 コバヤシケイジュ (江分利満)
新珠三千代 アラタマミチヨ (夏子)
矢内茂 (庄助)
東野英治郎 トウノエイジロウ (明治)
英百合子 ハナブサユリコ (みよ)
解説:山口瞳の同名小説より、「わんぱく天使」の井手俊郎が脚色、「戦国野郎」
の岡本喜八が監督したサラリーマンもの。撮影は「白と黒」の村井博(goo映画案内より)
「戦国野郎」:佐野健と「キングコング対ゴジラ」の関沢新一と「月給泥棒」の監督岡本喜八が共同で脚本を執筆、岡本喜八が監督した時代劇アクション
時は戦国、武田勢の冷酷無残な仕打ちに愛想をつかした若き忍者越智吉丹は、一国一城の主の夢を抱き、諸国をさまよったが、この吉丹を、武田随一の忍者の雀の三郎左がつけ狙っていた・・・
【山口瞳ライブリンク】
<「江分利満氏の優雅な生活」と言えば>
★原作者 山口 瞳
(やまぐち ひとみ、本名同じ、1926年(大正15年)11月3日 − 1995年(平成7年)8月30日)は、日本の男性作家、エッセイスト。
(雰囲気が明るく、交友関係も広く、派手な家庭)
東京市麻布区に生まれ育つ。父親はアイディアマンの実業家。母親は横須賀の遊郭の経営者の娘で(ただし、その事実は、終生子供たちには隠していた)、美人で社交的で粋な女性。
非常に雰囲気が明るく、交友関係も広く、派手な家庭であった。(三味線家元の杵屋勝東治、その息子である、わかき、後の若山富三郎、勝新太郎も出入りしていた。)
ただし、父親の事業が一時失敗し、落剥して川崎の尻手付近に「都落ち」したこともあり、山口瞳の中ではその赤貧時代が原風景としていつまでも残り、派手好きでありながら、一方で非常に謹直であるという複雑な性格の元となった。
(家族の間では「冷血動物」とあだ名されたという)
小学校時代は、野球に熱中し、同級生に元東急フライヤーズ投手の黒尾重明がいた。
(鎌倉アカデミア時代)
旧制麻布中学を経て旧制第一早稲田高等学院を中退。兵役の後、1946年に鎌倉アカデミアに入学し、在学中から同人誌に作品を発表。
なお、鎌倉アカデミア時代には、歌人・吉野秀雄に師事し、またのちに妻となる女性と知り合っている。
(「トリスを飲んでHawaiiへ行こう!」)
国土社という小出版社に入社して編集者となる。
だが、正式の大学を出ていないことに対するコンプレックスを指摘されたことと、また、師事していた高橋義孝から「正式な大学を出れば、もっと大きな出版社に紹介してあげる」と言われたことから、國學院大學文学部に入り直し、1954年に卒業。
河出書房勤務などを経て、1958年、壽屋(現・サントリー)に入社。
PR雑誌「洋酒天国」の編集や、コピーライターとして活躍する。
ハワイ旅行が当たる懸賞のコピー「トリスを飲んでHawaiiへ行こう!」が代表作。
(延べ1614回『男性自身』シリーズ)
「婦人画報」に連載した『江分利満氏の優雅な生活 (新潮文庫)
受賞後しばらくは二足の草鞋を履いたが、週刊新潮の伝説的編集者斉藤十一から週刊コラムの連載依頼を受けたことから、文筆業に専念するためにサントリーを退社。
代表作は、「週刊新潮」に1963年から31年間、延べ1614回、死去まで一度もアナを開けることなく連載を続けたコラム・日記の『男性自身』シリーズ、自らの両親の生い立ちを題材とした『血族』(第27回菊池寛賞受賞)、『家族』など。競馬や将棋、野球に造詣が深く、全国の地方競馬場を巡る『草競馬流浪記』、プロ棋士と駒落ちで対戦した記録『山口瞳血涙十番勝負』、プロ野球から草野球まで、野球に関するエッセイをまとめた『草野球必勝法』などの著書もある。
(段位は四段)
特に将棋には熱心であり、原田泰夫の弟子である山口英夫を自宅に呼んでもらい稽古をつけてもらっていた。
段位は四段であった(のち昇段したという説もある)。
対局で出会ったプロ棋士山田道美と飛車落ちの新定跡「瞳流位取り戦法」を研究・創案し、これを用いて血涙十番勝負では駒落ちながら当時のトッププロであった米長邦雄、原田泰夫に勝利し、山田道美と引き分けた。
また「子供の頃からの夢」であった、「名人戦・第一局の観戦記執筆」もかなえた。
だが、山口英夫との間にトラブルがおきたこともあり、晩年は将棋界との交流を絶っていた。
(谷保天満宮がお気に入りの)
サラリーマン向けの礼儀作法についての作品も多く、サントリーの新聞広告での新成人や新社会人へのメッセージは、毎年成人の日と4月1日の恒例となっていた。
かねがね「山手線の外側には住まない」と発言していたが、サントリー退社当時、息子の山口正介が東京郊外の国立市の中学校に通っていたことから、国立に居を移し、この地が大変気に入って終生ここで過ごした。
『男性自身』でも度々地元のことに触れていて、なかでも谷保天満宮(やぼてんまんぐう)はお気に入りの場所だった。
(なお、谷保天満宮では、伊丹十三と宮本信子の結婚式が行われ、山口夫妻はその立会人を勤めた。)
(『居酒屋兆治』)
気さくな人柄で谷保駅前の焼き鳥屋に夜毎顔を出し、地元の人々との交流を大切にしていた。
『居酒屋兆治』はそんな経緯から生まれた作品。
筋金入りの反戦主義者であり、「人を傷つけたり殺したりすることが厭で、そのために亡びてしまった国家があったということで充分ではないか」「もし、こういう(非武装の)国を攻め滅ぼそうとする国が存在するならば、そういう世界は生きるに価しないと考える」など、強固な信念に基づく見解を『男性自身』などで述べている。
息子の山口正介も作家で映画評論家。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
<映画クイズ>
▲前回クイズ「浮き雲
イロナが勤めていた名門レストランの名前は?
解答
ドゥブロヴニク
▼「江分利満氏の優雅な生活」の中で
小説では、主人公は電機メーカーの宣伝部長
映画での、主人公は?
◆◆この映画をご覧になった方は感想をお寄せ下さい
↓NO.106「浮き雲
【見ましたよ!】
先日お返事を頂いたソルトです。気になって取り寄せてみました。
最初は暗い感じでしたが、次第にパワーアップしてくる感じで、すっかりこの監督の作風に魅了されました。(高知 ソルト)
☆☆ソルトさん、度々のお便りありがとうございました。
アキ・カウリスマキ監督の別の作品をご覧になりましたら、また感想をお寄せ下さい。
お待ちしております。(映画で元気)
◇◇貴方のご覧になった他の<元気の出た映画・ドラマ>をご紹介して下さい
↓オススメ映画をお寄せ頂いたお便りです
【サブリナさんのオススメ「麗しのサブリナ」】
ちょっと平凡かもしれないけれど私はこれが好き。
特に流れる「ロマンティックじゃない」は大好き。(サブリナ)
☆☆サブリナさん、お便りありがとうございました。
”平凡”歓迎です。
音楽もまた、雰囲気が伝わるいい曲でしたね。
またのお便りをお待ちしております。(映画で元気)
<データ>
「麗しのサブリナ」
(Sabrina)製作:1954年 アメリカ パラマウント映画会社配給
監督:Billy Wilder ビリー・ワイルダー
原作:Sam Taylor サム・テイラー
出演:Humphrey Bogart ハンフリー・ボガート (Linus Larrabee)
Audrey Hepburn オードリー・ヘップバーン (Sabrina Fairchild)
William Holden ウィリアム・ホールデン (David Larrabee)
Walter Hampden ウォルター・ハムデン (Olive Larrabee)
John Williams(1) ジョン・ウィリアムス (Thomas Fairchild)
解説:永遠の妖精オードリー・ヘップバーン主演、サブリナ・パンツという流行まで生み出したシンデレラ物語。
富豪ララビー家のお抱え運転手の娘サブリナが、一家の次男デビッドに失恋しパリに旅立つ。
2年後、美しく変身した彼女にデビッド始め誰もが心を奪われ…(goo映画案内より)
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://eigadegenki.blog45.fc2.com/tb.php/142-9031d518
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



「シネログ」の新着記事をチェック!>
