NO.79「ら」のつく元気になった邦画「ラヂオの時間」
<元気コメント>
予想外のストーリーは人間が作るもの。
知らない者同士が集まって、困難を乗り越えながら、何とかゴールを目指すという姿は元気印です。
<あらすじ>
“ラジオ弁天"のスタジオでは、まもなく始まるラジオ・ドラマ『運命の女』の生放送のためのリハーサルが行われている。
初めて書いたシナリオが採用され、この作品によって脚本家としてデビューすることになった主婦の鈴木みやこは、緊張しながらリハを見守っていた。
全てのチェックが済み、あとはいよいよ本番を待つばかりとなったが、直前になって主演女優の千本のっこが自分の役名が気に入らないと言い始める・・・
<データ>
「ラヂオの時間」

製作:1997年 東宝
監督:三谷幸喜 ミタニコウキ
出演:唐沢寿明 カラサワトシアキ (工藤学)
鈴木京香 スズキキョウカ (鈴木みやこ)
西村雅彦 ニシムラマサヒコ (牛島龍彦)
戸田恵子 トダケイコ (千本のっこ)
井上順 イノウエジュン (広瀬満俊) 他
参考:ラジオ・ドラマの生放送中のスタジオを舞台に繰り広げられる騒動を描いた密室シチュエーション・コメディ。
監督はテレビ・ドラマや舞台の脚本家として活躍中の三谷幸喜で、本作が初の映画監督作品となる。
もともと舞台用に書かれた台本を、三谷自身が映画用に脚色。
これにより、91年の「12人の優しい日本人」
に続いて2度目のキネマ旬報脚本賞を受賞した。撮影は「ときめきメモリアル」の高間賢治が担当している。
主演は「恋は舞い降りた。
西村雅彦が「マルタイの女」

と併せて本作でキネマ旬報助演男優賞を受賞した。
97年度キネマ旬報ベスト・テン第3位(goo映画案内より)
「12人の優しい日本人」: 三谷幸喜主宰で大ヒットとなった東京サンシャインボーイズの舞台劇「十二人の怒れる男」をもとに、『櫻の園』の中原俊監督が映画化。もし陪審員制度が日本に存在したら…という架空の設定で、陪審員として集められた人々の姿をコミカルに描く
「恋は舞い降りた。
「マルタイの女」:伊丹十三監督の体験と見聞から生まれた異色サスペンス。偶然、謎のカルト教団「真理の羊」が絡む殺人事件を目撃してしまった女優・ビワコ。重要参考人である彼女を守るため、警察はふたりの刑事を送り込むことに。こうして、女優と刑事の珍妙な生活が始まった…。
<「ラヂオの時間」と言えば>
★「ラジオの時間」と「ラヂオの時間」
『ラジオの時間』(ラジオのじかん)は、1993年に上演された、劇団東京サンシャインボーイズの演劇。脚本・演出は三谷幸喜。
1997年には三谷幸喜の初監督作品として、『ラヂオの時間』のタイトルで映画化された。
なお、舞台版は「ラジオの時間(Radio Time)」と記述し、映画版は「ラヂオの時間(Welcome Back Mr. McDonald)」と記述する。
三谷が初めて手がけた連続ドラマ「振り返れば奴がいる」の脚本が、三谷の与り知らぬところで書き直されていた、という経験から生まれた作品で、1993年に三谷幸喜が主宰する劇団「東京サンシャインボーイズ」の作品として脚本が書かれ、上演された。
映画化されると、テンポの良い展開と、絶妙な笑いで人気を博し、各賞を総嘗めにした。
またベルリン映画祭にも出品され、三谷曰く「ドイツ人がこれほど笑うところを見たことがない」。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
★三谷幸喜(ミタニコウキ)
日本の劇作家、脚本家、俳優。 血液型はA型。身長174.8cm。妻は女優の小林聡美。
東京都世田谷区出身。当時全盛期だった大相撲の横綱大鵬幸喜にあやかって「幸喜」と命名された。
(活動初期では一橋壮太朗の芸名)
1983年、私立世田谷学園高等学校卒業後(獨協中学中退)の日本大学芸術学部在学中に劇団「東京サンシャインボーイズ」結成。
活動初期では一橋壮太朗の芸名で自ら役者もつとめていた。
劇団の活動と平行して放送作家としても活動をしており、『アイアイゲーム』『欽ドン!』『お笑いマンガ道場』などの番組構成などに携わる。
テレビアニメ『サザエさん』の脚本を手がけたこともあるが、3本目に執筆した「タラちゃん成長期」(タラちゃんが筋肉増強剤を使ってオリンピックに出る夢をみるというストーリー)がプロデューサーの逆鱗に触れて降板させられる(なお、作品は4本作られたらしい)。
フジテレビの深夜番組『やっぱり猫が好き』の脚本を一部担当し(このドラマが小林聡美と結婚するきっかけとなった)、その後番組『子供、ほしいね』のほとんどの回を担当(なお、この作品には主人公・久保田うららの兄役で三谷幸喜本人が出演している)したことから一般に名が知られるようになり、1993年『振り返れば奴がいる』で連続テレビドラマの脚本家としてデビューする。
この時、脚本が現場で勝手に直されるという事実に直面し、その体験を活かした舞台『ラジオの時間』を上演する。
この作品は後に三谷の映画監督デビュー作としてリメイクされ、数々の賞を総なめにする。
(チケットが取れない劇団)
この作品の成功により、翌年には『刑事コロンボ』のような倒叙ミステリーとして『古畑任三郎』の脚本を手がけることになる。
この作品で気弱な刑事・今泉慎太郎を演じたのは「東京サンシャインボーイズ」の盟友西村雅彦で、彼もこの作品で一躍有名になった(尤も、前作『振り返れば奴がいる』にも出演し「織田裕二を刺した役者」と言われた)。
(松本幸四郎との関わり)
また、同時期に「東京サンシャインボーイズ」の代表作『12人の優しい日本人』が中原俊監督によって映画化され、劇団からは相島一之、梶原善の2人が、舞台と同じ配役で出演している。
1994年頃、劇団の活動に行き詰まりを感じたため、新宿シアタートップスでの『東京サンシャインボーイズの罠』を最後に30年間の充電期間に入る。
劇団の人気が最高潮になり「チケットが取れない劇団」と言われ始めた1993年にはパルコによるプロデュース公演に参加、伊原剛志・松下由樹による二人芝居『ダァダァダァ』の演出・脚本を担当。翌年には、三谷の発案により唐沢寿明を起用したサスペンススリラー『出口なし!』の演出・脚本を担当する。
それ以降も『君となら』『巌流島』『笑の大学』『温水夫妻』『オケピ!』(2001年第45回岸田國士戯曲賞受賞)『バッドニュース☆グッドタイミング』『彦馬がゆく』などのヒット作を次々生み出していく。また、松本幸四郎一家による演劇集団「シアターナインス」との共同プロデュースで『バイ・マイセルフ』『マトリョーシカ』でも脚本を担当した。現在、パルコプロデュースシリーズの中で最も新作の待たれる作家となった。ちなみに、松本幸四郎は、三谷が大河ドラマ『黄金の日日』で大河の脚本を夢見、その後『ラマンチャの男』で舞台脚本家を夢見た経緯があり、『王様のレストラン』の際に、駄目元で主演を依頼して以来のつきあいとなっている。幸四郎自身も、三谷の脚本を高く買っているようである。もっとも、『王様のレストラン』の出演は、娘である松本紀保が、三谷作品のファンで、彼女が強く薦めた結果らしい。
(初の映画監督作品)
1997年には初の映画監督作品として『ラヂオの時間』を発表。
多くの映画賞を受賞、絶賛を浴びる。2001年には自身の体験に基づいた「建築コメディ」とも言うべき監督第2弾『みんなのいえ』
を発表。
両作品共イギリスやドイツなどでも上映会が催され、多くの喝采を浴びた。
「みんなのいえ」:「ラヂオの時間」以降、新作が待ち望まれていた三谷幸喜が次の題材に選んだのは“家を建てる”ことをテーマにした“ホームコメディ”。
(長年の夢であったNHK大河ドラマ)
一方『古畑任三郎』以降も『王様のレストラン』『総理と呼ばないで』『今夜、宇宙の片隅で』『合い言葉は勇気』『竜馬におまかせ!』など次々作品を発表、2002年暮れには念願のシチュエーション・コメディ『HR』において、脚本だけではなく総合演出も手がけた。
そして2004年に長年の夢であったNHK大河ドラマ『新選組!』の脚本を担当。
三谷の意向も入れられたというそのキャスティングは賛否両論を呼んだものの、大きな話題となった。
そして、2006年に、続編(大河ドラマ史上初)となる『新選組!! 土方歳三 最期の一日』
が1月3日に正月スペシャルとして放送された。
また同年1月3日・4日・5日には『古畑任三郎 ファイナル』
も放送され、正月特番ドラマを連続して手がけたことになる。
この2つのドラマはNHKが放送した『新選組!! 土方歳三 最期の一日』の裏のフジテレビに『古畑任三郎 ファイナル』の初日(第1夜「今、甦る死」)が放送され、三谷ファン泣かせな編成になってしまった。
これに関し、『古畑〜』が21.5%に対し『新選組!!〜』は視聴率が9.8%と振るわず、フジテレビ側は「調整が間に合わなかった」と謝罪している。
「古畑任三郎 ファイナル」:2006年新春ドラマスペシャルとして放送された「古畑任三郎 ファイナル」全3話のDVD。巧妙な伏線に目を見張る第1夜「今、蘇る死」、イチローの演技が冴え渡る第2夜「フェアな殺人者」、松嶋菜々子が二役に挑戦した第3夜「ラスト・ダンス」を収録
「新選組!! 土方歳三 最期の一日」:あの「新選組!」が帰ってきた!近藤勇の死から1年後、新選組副長・土方歳三が、最期に函館の大地に見た夢は何だったのか?三谷幸喜が描く、男たちのドラマの総決算。これを見ずに“新選組!”は終わらない。大河ドラマ史上初の続編「新選組!!土方歳三最期の一日」、待望のDVD発売!!
(国際的な広がり)
2004年10月映画版『笑の大学』(監督:星護、主演:役所広司・稲垣吾郎)公開、2004年暮れに舞台『なにわバタフライ』(戸田恵子出演の一人芝居)、2006年に公開した映画『THE 有頂天ホテル』
(監督も兼任、出演:役所広司、松たか子他)、2006年に東京ヴォードヴィルショーに書き下ろした『竜馬の妻とその夫と愛人』の再演など、相変わらずの人気作家ぶりが伺える。また2005年4月より清水ミチコとの対談形式のラジオ番組『MAKING SENSE』(J-WAVE)が放送されている。さらに2005年の11月〜2006年の1月にかけて、パルコ劇場プロデュース公演として「12人の優しい日本人」が再々々演された。出演は江口洋介他。この作品が、東京サンシャインボーイズ以外の出演者で上演されるのは、舞台としては初めてのことであった。
尚、『笑の大学』はロシアで上演されるなど国際的な広がりをみせており、IMDBでは少数ながらも高評価を得ている。
(ひそかなベストセラー)
著作である『オンリー・ミー―私だけを』が50万部のベストセラーとなっているものの、あまり公表されていないので「ひそかなベストセラー」といわれる。
テレビ東京系の子供番組『おはスタ』で2006年1月10日?12日の間「やまちゃん」こと山寺宏一の代役として「コーキー」の呼び名で司会出演をした。
2006年の大河ドラマ『功名が辻』(大石静脚本)では、大石に請われて役者として出演、信長に翻弄される将軍足利義昭を演じた。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
2006年11月には、劇団東京ヴォードヴィルショー第61回公演「エキストラ」の脚本・演出を担当。 2007年には、伊東四朗、三宅裕司、佐藤B作による舞台「社長放浪記」の脚本(演出は三宅裕司)、芸術座の後継劇場となる「シアタークリエ」のこけら落し公演「恐れを知らぬ川上音次郎」の脚本・演出を担当することになっている。
また、第4弾監督作品のクランクインも予定されている。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
「オンリー・ミー―私だけを 」:東京サンシャインボーイズの脚本家として「12人の優しい日本人」などを世に送り出した著者による待望の初エッセイ集。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。(「MARC」データベースより)
◆◆この映画をご覧になった方は感想をお寄せ下さい
↓NO.78ご投稿高村さんのオススメ「妖星ゴラス」をご覧になってお寄せ頂いたお便りです
【3/27(火)偶然でしたが】
この間のメルマガを見てたぶん頭の中に残っていたせいでしょうか。
偶然レンタルショップにあったのが目につき、借りてしまいました。
日本映画の素晴らしさを改めて感じさせてもらいました。(岐阜 三田村)
☆☆岐阜 三田村さん、お便りありがとうございました。
最近は、日本映画の名作が数多く復活し、レンタルされています。
貴方のオススメをお便りも楽しみにしております。(映画で元気)
◇◇貴方のご覧になった他の<元気の出た映画・ドラマ>をご紹介して下さい
↓オススメ映画をお寄せ頂いたお便りです
【クッキーさんのオススメ「欲望という名の電車」】
Tシャツと盛りあがった筋肉が印象的でした。
ゴッドファーザーのマーロン・ブランドが嘘みたいに思えました。(クッキー)
☆☆クッキーさん、お便りありがとうございました。
この時彼が下着を普段着に着用していたことがうけ、若者の間にTシャツ文化が広まることとなったと言われています。
またのお便りをお待ちしております。(映画で元気)
<データ>
「欲望という名の電車」
(A Streetcar Named Desire)
製作:1951年 アメリカ ワーナー日本支社配給
監督:Elia Kazan エリア・カザン
原作:テネシー・ウィリアムズ「欲望という名の電車」
出演:Vivien Leigh ヴィヴィアン・リー (Blanche)
Marlon Brando マーロン・ブランド (Stanley)
Kim Hunter キム・ハンター (Stella)
Karl Malden カール・マルデン (Mitch)
Rudy Bond ルディ・ボンド (Steve)
解説:1947年、ブロードウェイで大ヒットし、ピューリッツァ賞を受賞したテネシー・ウィリアムズ原作の舞台劇を巨匠エリア・カザンが映画化。
アメリカ南部の農園で暮らすブランチ。
彼女は酒びたりで身を持ち崩していた。
ブランチは、ニューオリンズに住む妹ステラの家を訪ねる。
上品にふるまうブランチは妹の夫に気に入られ、やがて恋仲になるが…
劇場公開の際にカットされたシーンを復元した完全版(DMM映画案内より)
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