話題【可愛いい大人の女】
私よりも年上ではあるが、彼女のことを一言で言えば、”可愛いい大人の女”であった。
映画もテレビも数多く出演しているが、印象深いのは、まずNHK大河ドラマ「勝海舟」(1974年)での傘屋梶屋お久役である。
勝海舟こと勝麟太郎(松方弘樹)が長崎で海軍伝習を受けていた時の現地での愛人役である。
むろんあの「すこし愛して、なが〜く愛して」のサントリー レッド(1977年〜)のCM
(「スタイル・オブ・市川崑 -アート+CM+アニメーション-」)も、私にとっては”可愛いい大人の女”のスタイルであった。また、「
男はつらいよ 噂の寅次郎 (1978年、松竹)」( 荒川早苗役)も、いかにも”マドンナ"という言葉がふさわしいと思った。1987年の日本ヘラルド映画のアニメーション映画「源氏物語」 では、光源氏が亡き母の像を求めて、父帝の妻ながら恋してしまい、さらにはその不義の種を宿してしまう藤壺中宮(声の出演)である。
あの源氏物語を現代によみがえらせた甘い声は、余人を持って変えがたい。
後に1991年12月27日・1992年1月3日、TBS創立40周年記念番組 橋田壽賀子スペシャル「源氏物語 上の巻・下の巻(光源氏第1部・第2部)でも同じ藤壺中宮(紫の上と二役)役に選ばれたのもさもありなんと思う。
*大原麗子=(おおはら れいこ、1946年11月13日 - 2009年8月3日)
(『孤独の賭け』が本格的な映画デビュー)
東京都文京区出身。北豊島高等学校卒業。血液型はAB型。
1964年、ドラマ『幸福試験』(NHK)でデビュー。翌年、東映に入社。
佐久間良子主演の『孤独の賭け』が本格的な映画デビュー作。
以後、高倉健の『網走番外地』シリーズや梅宮辰夫の『夜の青春』シリーズをはじめ数々の映画に出演。
映画『男はつらいよ』シリーズでは、マドンナ役を2度務めた。テレビでも幾多のドラマで主演をこなし、“好感度No.1女優”の地位を得るに至る。
「すこし愛して、なが〜く愛して」がキャッチコピーの「サントリー レッド」のCMが一世を風靡。レコードも数枚リリースしている。
(表舞台での栄光とは裏腹に)
1973年、俳優の渡瀬恒彦と結婚するも1978年に離婚。
1980年には歌手の森進一と再婚するが1984年に離婚しており、表舞台での栄光とは裏腹に私生活は必ずしも恵まれなかった。
1999年から2000年にかけてギラン・バレー症候群の治療のため芸能活動を一時休止。
所属事務所は長年に渡り「オフィス・アール」であったが、晩年は「ワンポイント」に属していた。
2008年11月、自宅で足元がふらついて転倒。右手首を骨折し、ひざを打撲する重傷を負った。
ギラン・バレー症候群の影響で身体のバランスを崩したものとみられている。
2009年8月6日、連絡が取れず不審に思い警察に通報していた実弟らによって自宅で孤独死しているのが発見された。
行政解剖の結果、同年8月3日に死亡したことが確認された。
事件性はないとされ、死因は不整脈による内出血のためと診断された 。
当初は死後2週間以上が経過しているとみられ、死亡日は7月中旬ごろと推測されていた。
(参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
心からご冥福をお祈りする。



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