コラム【映画を楽しむ35】
1934年7月22日午後10時30分、シカゴノースサイドのバイオグラフ劇場で映画を見終わって出てきた、米犯罪史上最も有名なギャング、*ジョン・デリンジャー(ウォーレン・オーツ)は、待ち伏せたFBIの銃火に倒れた。
映画「デリンジャー」は名脚本家ジョン・ミリアスの監督第一作である。
男性的なタッチが早くも披露されていた。
*
ジョン・デリンジャー =ジョン・ハーバート・デリンジャー・ジュニア(John Herbert Dillinger Jr, 1903年6月22日 ? 1934年7月22日)はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス出身のギャング、銀行強盗。
1930年代前半アメリカ中西部で銀行強盗を繰り返し、FBIから「社会の敵ナンバーワン」("Public Enemy No.1")に指名された。
紳士的な立居振舞いと鮮やかな銀行強盗の手口で大衆及びマスコミの注目の的となり、禁酒法や世界恐慌などが背景にある暗澹たる時代の中、同時代に活躍していたボニーとクライドと共に義賊として当時の大衆にもてはやされた。
「DILLINGER
製作:1973年 アメリカ 現代映画配給
監督:John Milius ジョン・ミリアス
出演:Warren Oates ウォーレン・オーツ (John Dillinger)
Ben Johnson ベン・ジョンソン (Melvin Purvis)
Michelle Phillips ミシェル・フィリップス (Billie Frechette)
Cloris Leachman クロリス・リーチマン (Anna Sage)
Harry Dean Stanton ハリー・ディーン・スタントン (Homer Van Meter)
解説:1933年から34年にかけて、アメリカ中西部一帯を荒しまわり、アメリカ犯罪史上最も有名なギャングとして、五指に数えられる銀行強盗ジョン・デリンジャーの生涯を描く。
製作はサミュエル・Z・アーコフ、脚本・監督は「大いなる勇者」「ロイ・ビーン」の脚本を書いた31歳の新人ジョン・ミリアス。
撮影はジュールス・ブレンナー、音楽はバリー・デヴォーゾンが各々担当
<FBI側から描くと>
犯罪王デリンジャーを描いた映画を多い。
例えば、マービン・ルロイ監督の「連邦警察」である。
これはFBI側から描いたもので、ジェームズ・スチュアートの回想でさまざまなギャングが登場する。
デリンジャーの殺害シーンでは、クラーク・ゲーブルの似顔絵やポスターが貼ってあるこりようだった。
「連邦警察」(FBI Story)
製作:1959年 アメリカ ワーナー・ブラザース配給
監督:Mervyn LeRoy マーヴィン・ルロイ
出演:James Stewart ジェームズ・スチュアート (Chip)
Vera Miles ヴェラ・マイルズ (Lucy)
Murray Hamilton マーレイ・ハミルトン (Sam)
Larry Pennell ラリー・ペネル (George)
Nick Adams ニック・アダムス (Jack Graham)
解説:1人のFBI局員の半生の物語にもとづいて、FBIの発展の歴史を描いた作品。
1951年にピュリッツァー賞を受けたことのあるドン・ホワイトヘッドの原作を、映画化したのは「黄昏に帰れ」のマーヴィン・ルロイ監督
尚、現在7/1からアメリカにてマイケル・マン監督、出演ジョニー・デップ,マリオン・コティヤール,クリスチャン・ベイル ジョニー・デップで、ジョン・デリンジャーを描いた映画「Public Enemies パブリック・エネミーズ」が公開中で、日本では12月に公開予定です。
(参考:今日のシネマは? 著:近藤道郎、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)



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