話題【「宇宙大作戦」馴染み】
今劇場公開中の「スター・トレック」
というより、和名の「
宇宙大作戦 (例:Vol.1 宇宙の帝王)」の方が愛着がある。映画「スター・トレック」オフィシャルサイト

「宇宙、それは人類に残された最後の開拓地である。
そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。
これは人類最初の試みとして5年間の調査飛行に飛び立った宇宙船、U.S.S.エンタープライズ号の驚異に満ちた物語である」
この若山玄蔵(わかやま げんぞう)によるナレーションにワクワクしながら、毎週テレビでの放映を楽しみにしていた。
1969年4月27日〜1970年1月11日 29話 日本テレビ
1972年4月16日〜1974年3月30日 50話 フジテレビ
だが、その楽しみな「宇宙大作戦」も永遠に続く訳ではなかった。
次のシリーズが「
新スター・トレック (例:Vol.1 超時空惑星カターン)」である。始まった当初は、前シリーズとのあまりの違和感に、最初は戸惑いというより生理的に受け付けないような気分に近かった。
それが次第に、スケールの大きさと、さらにメカやストーリーがよりSF化された世界感を与えてくれると知ると、もはや自分のスター・トレックの常識が完全にこちらに移っていた。
<宇宙への夢を最大限に>
だが、「
スター・トレック ディープ・スペース・ナイン (例:Vol.1 父と子)」シリーズとなると、宇宙の彼方での出来事、さらに異宇宙との接触という珍しさがあっても、何故かしっくりとこなかった。当初は、これも「宇宙大作戦」から「新スター・トレック」シリーズへの移行の時と同じ違和感かと思っていた。
だが、さらに「
スター・トレック ヴォイジャー (例:Vol.1 プロメテウスの灯を求めて)」が始まるに従って、その満たされない思いがようやくわかった。「スター・トレック・ヴォィジャー」は、漂流記であり、どちらかと言えば「宇宙大作戦」時代の未知の宇宙探検という大目的に近かったからだ。
人間は、時として早く未来を見てみたいと思うと同時に、過去の時代からどうつながってきたのか知りたいという願いがあるのだろう。
劇場版シリーズの「
スター・トレック ファースト・コンタクト」は、その願いを叶え、さらに「スター・トレック・ヴォィジャー」に続く「
スター・トレック エンタープライズ(例:Vol.1 覚醒する恐怖)」シリーズも同様の欲求に応えているといえるだろう。スタートレックは子供心に持っていた宇宙への夢を最大限に広げてくれた。
恐らくこのスター・トレックシリーズが無く、映画「
宇宙戦争(1953) スペシャル・コレクターズ・エディション」、映画「
禁断の惑星」等からいきなり、「
スター・ウォーズ(例: エピソード4 新たなる希望)」や「
宇宙空母ギャラクティカ」等の宇宙もののSFシリーズへと展開していったとしたら、宇宙やSFに対する魅力や世界観がずいぶん異なったものになったと思うのである。



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